『ほぼ日手帳』って知っていますか? 糸井重里さんが発案された日記帳なのですが、私は2014年の元旦からこれを書き始めて丸2年がちょうど経ったところです。
皆さんが想像する日記って、文字情報でその日あったことを記録するイメージですよね? けれど、ほぼ日手帳はちょっと違います。1日1ページたっぷり使って日記を残せる手帳なので、使い方によってさまざまな表情をみせてくれるのです。
私の場合は、マスキングテープやシール、可愛い柄のペーパーなどを集めるのがもともと好きなこともあって、そういったものをコラージュして土台を作ったうえで、その日印象的だったことを書き加えてくという形をとっています。時にはイラストを描くこともあります。
ほぼ日手帳はその名の通り“ほぼ日”、つまり毎日ではなくて、書けるときだけでいいんだよっていう意味もあるので、書ける日にまとめて書いたり、旅行した記録をまとめて何ページかに渡って書いたりもします。
これを始めてからは、楽しかったことも嬉しかったことも、また時には悲しかったことも辛かったことも、読み返すだけで鮮明に蘇ります。時々読み返しては何かに気付かされ、日々の指針を定め直すこともあります。
ほぼ日を書き続けることが、私の未来にとって、かけがえのない宝物になると信じて……これからも続けようと思います!
川邊早織(かわべ・さおり)
早稲田大学3年生
Waseda Collection 2015モデル