皆さん“社会福祉士”って聞いたことありますか? 私は大学で社会福祉学科に在籍しているのですが、お恥ずかしながら大学に入るまできちんとその仕事内容を把握していませんでした。もともと人間に興味があって、“人”に関わる学部に行きたいと思って入った大学。1年生のときはアルバイトばかりをして、授業もろくに受けずに寝てばかりいたけれど、2年生のときから真面目に通い始めるようになりました。その頃から、サークルもボランティアサークルに入り、小中学生の障害を持っている子たちと一緒に遊ぶようになりました。
2年生の春、生活保護受給を受けている家庭の子供に学習支援をするアルバイトを始めてから、社会福祉士という仕事に興味を持ち始めました。それまで授業では受けていてなんとなく理解しているつもりではいましたが、やはり授業は机上。現場に直接足を運んだり、テレビなどの特集を見ることによって、その実態が明らかになってきました。
社会福祉士は、困っている人とサービスをつなげる仕事です。介護や生活保護を直接する人だと思っている人も多いみたいですが、違います。その人と困っている人たちの間に入り、つなげる役目を担っている人たちなのです。
知れば知るほど魅力な的な仕事で、いつの間にか将来は社会福祉士になりたいと思うようになりました。国家資格なのでそんなに簡単になれるものではありませんが、たくさん勉強して立派な社会福祉士になりたいです!
中山ちひろ(なかやま・ちひろ)
関西学院大学4年生。
ミス関西学院大学2014グランプリ。