将来の夢を聞かれたときに、幼い女の子ならほとんどの子か「お花屋さん」とか「ピアノの先生」とか「ケーキ屋さん」とか、はたまた「シンデレラ」とかとか。女の子の可愛さを感じさせる現実的な職業であったり、もしくは非現実的だけど愛らしいキャラクターだったりをイメージしますよね?
でも、私はちょっと違ったんです。正直なところ、幼稚園のときになりたかったのは「桃」!それもガチの桃です。私はあの頃、桃になりたかった。そして、それはかなり変わった夢だということに途中で気づいたんです。だから、建前上人前では「ピアノの先生」とそのあとも言い続けました。
でも、私がなりたかったのは別の職業。小学生に入ると、「海賊になりたい」と思い始めるようになりました。しかも、ガチで海賊になりたかったんです。
きっかけはありがちですが、ジャックスパロウを見てから。あんなかっこいい海賊に私もなりたいと思い、そこから思いがどんどん募っていきました。
あのときの気持ちをもう一度思い出すため、今年のハロウィンでは海賊になりたいんです。それもガチの海賊です。かわいいのなんていらない!キャプテンハットをかぶって、メイクで傷を作って、眼帯をつけて、宝石をジャラジャラとつけて……ああ、妄想が止まりません!
今年のハロウィンは、ついに念願の海賊になれる日になるかもしれない。今からワクワクが止まりません!
和田瑞季(わだ・みずき)
ミスYNUコンテスト2015ファイナリスト
横浜国立大学2年生