大学で美学美術史の勉強をしているのですが、これは自分で行きたくて決めた専攻なんです。絵画って言葉ではないけれど、とっても言葉に近いもので考えているんじゃないかって思うんです。
美術史を学びたいと思ったのは、高校2年生のとき。フランシス・ダンビーの「愛の絶望」という絵を見たことがきっかけです。初めて見たとき、三色刷りだったその絵を見て涙が流れてきたんです。
その理由が知りたくて、美術史というものに興味を持つようになりました。
美術史を専攻できる学校ってとっても少なくて、もともと私大志望だったのでいくつかの学校に絞りました。早慶と青学、学習院、成城、明学しかなかったんです。その中で、一番自分のやりたいことに重点を置いているのが学習院大学でした。
大学に入ったら私のように目的を持って入った人が多いし、本当にやりたいことを学べているから毎日とっても刺激的です。素晴らしい教授陣たちの元で、勉強できるのは嬉しいですね。
そんな日々だったので、ミスコンについては始めまったく興味がありませんでした。というか、まったく別世界の話だと思っていました(笑)。
最初は広告学研究会の人に声をかけてもらって、突然違う世界の話をされて正直とまどいました。学園祭にもいったことないレベルだったので……。
けれど、勉強以外のことは今までしてこなかったから、学生生活の思い出が本当に勉強しかなかったので、人生において大きな財産というか思い出になるな〜と思って参加を決めました。
今も不安でいっぱいだけど、同じ学科の友達にしか会わないような生活から、校内にポスターがはりだされるような立場になったのは不思議な感覚です(笑)。
その立場に私がいるというのはぞくっとする部分もありますが、想像していたよりももっと楽しめそうだなって思っています。
今は出るならグランプリ獲りたいって思っているので、応援よろしくお願いします!
その他すべて私物
STAFF
Photos:Takuya Iioka
Hair&Make-up:KANAKO(Lysa)
Text:MAKOTO TOZUKA