メイクアップアーティストでタレントのかじえりこと、梶恵理子さん。彼女が提案する芸能人の憧れフェイスに近づける“真似メイク”を、一度は目にしたことがあるのでは? 史上最年少で日本メイクアップ認定講師になったかじえりに、なりたい顔に変身するための極意を聞いてみました。
ともちんメイクから始まった真似メイク
真似メイクを始めたのは高校生のとき。キッカケは好きなひとを落としたくて。当時の好きなひとが可愛いと言っていた芸能人が板野友美さんでした。当時の自分と全然印象が違ったので、板野友美さんのメイクを真似してみました。彼の好みに寄せたこともあってか、恋がうまくいったんです! それをキッカケに、色々な芸能人のメイクの真似をするようになりました。
真似メイクとモノマネメイクは違います!
わたしが提案している真似メイクは、モノマネメイクとは少し違います。そっくりそのままに変身するのではなく“自分らしさ”や“長所”を残し、伸ばしながら憧れの芸能人のメイクをすることで、ワンランク上の女性を目指す!というのがテーマ。だから、顔をソックリに見せるメイクではないんです。
メイクは毎日チェンジします。ガーリーにしたり、ハーフ顔にしたり…。メイクによってガラリと雰囲気が変わるので、お仕事で何回かお会いしているひとも名前を言う前は「初めまして」と挨拶されることも。(笑) 「梶です!!」と声をかけると「え!かじえりちゃん⁉︎ 気が付かなかった!」と驚かれることも。
今後の目標は学校を建てること。いまは塾のような形で真似メイクレッスンをしているのですが、最終的には資格が取れる学校を作りたい。それと、パリコレにメイクアップアーティストとして参加したいです!
それと、こんなのあったらいいなとず〜っと考えているものがあって…。これは本当に作るときにしか発表したくないくらいのものなんです。(笑) まつ毛に関するアイテムなんですが、いつか絶対作りたいなぁ。あとはブラシ。ブラシでメイクの仕上がりが変わるのに、実際使っているひとが少ないのが勿体なくて…。それと、良いブラシってやっぱり高い。あと、大きいから持ち歩きにくい。持ち歩きやすくて、使いやすく質が良くて、でも買いやすい価格のブラシをプロデュースしたいです!
TPOに合わせて顔もチェンジ!
真似メイクを始めて良かったことは、相手の好感度を上げられるところ! 男性受け、女性受け、好みに合わせて印象を変えられるので、実は、真似メイク=モテメイクなんです! 男性と会うときは石原さとみさん風、女子会のときは北川景子さんなど…。TPOに合わせて顔の印象も変えちゃいます♪
さいきんハマっているのは、石原さとみさんやAKB48の小嶋陽菜さんみたいなぷるんとした肉厚リップ。縦を意識してリップラインを大きくとってリップを乗せるのがコツです。男性って、目元よりも口元に目が行きやすいみたいで。好きなひととデートをするときは、縦を意識してリップメイクをしてみてくださいね♡
その他すべて私物
STAFF
Photos:yuya shimahara(caelum)
Hair&Make-up:ken nagasaka(caelum)
Text:lisa hijikata(caelum)